総合査閲

2012年10月1日 (月)
h.n
その他
先日、総合査閲の見学ために、神奈川県消防学校まで行ってきました。
総合査閲とは、消防学校での半年間の訓練の成果を発表するために行われ、
訓練礼式、救助訓練(1部、2部)、消防活動訓練の3つの概要に分かれています。


@訓練礼式
「基本の姿勢(気をつけ)」、「整頓要領」、「敬礼」など、礼節・規律・品位等を身に付ける訓練

A救助訓練
1部
火災で逃げ遅れた住民を最小限の資機材で安全、確実、迅速に救出することを目的とした訓練
スリングロープを活用し、様々な活動に対応することを目的とし、自己の身体に結索を施す訓練
2部
身体結索を用い、自己の体力と技術を駆使し、ロープを「渡る」、「降りる」等の訓練

B消防活動訓練
木造2階建て住宅の火災を想定し、人命救助・延焼防止・消火活動など、災害現場の一連の流れを実施する訓練


写真1枚目の『応急梯子救助訓練』では、意識の無い要救助者(ダミー人形)を4名の隊員が梯子とロープ1本で救出していました。
写真2枚目の『登はん訓練』ではモンキー渡過という方法で登っていきました。
この他に、地上8階建ての建物を移動するロープ渡過では、セーラー渡過、チロリアン渡過という種類も披露され、ロープの途中で手を放し、もう一度ロープに上り渡るという訓練もありました。
特に印象に残っているのは、写真3枚目の『車両火災』で煙も凄く、訓練だと分かっているのにとても緊張しました・・・。

訓練礼式などのきびきびとした動きも素晴らしかったのですが、
総合査閲終了後には気持ちの良い挨拶をして下さいました。
普段は見ることのできない訓練の様子や施設内の様子も見学でき、とても良い経験ができました!!






救助訓練1部『応急梯子救助訓練』
救助訓練1部『応急梯子救助訓練』
救助訓練2部『登はん訓練』
救助訓練2部『登はん訓練』
消防活動訓練『車両火災』
消防活動訓練『車両火災』

このページの上へ