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挑戦してきました!
セミナー受講し見えてきたこと “井の中の蛙になるな・・・”
医療安全、地域医療連携、病院運営等それぞれの分野での事例発表があり一人の力では成しえないチームワーク力とあらためてリーダーシップのあり方を学びさせていただきました。
「手術中に使用したガーゼの体腔内遺残対策について」 「褥瘡予防に対する多職間の連携と対策」 「顔と顔が見える地域連携を目指して」 「合理的な物品管理の方法」 「口腔管理の有効性」等々とても有意義な発表内容でした。 「今までうまくやっているのでこれでいい(^v^)」 「忙しくてなかなか手が出ない(ー_ー)!!」と言い訳先行にならず、そして井の中の蛙にならぬ事を胆に銘じ、常に患者さんに安全で安心な医療を提供する為に一つでもいいから院内に導入検討できるものはないか、自分で即できることはないか等課題を持ちました。
今回、一生懸命発表している姿にふれ、私も業務に改善の目を持ち、マンネリ化にならず、職員の一人としてきれいごとに終わらせることなく、実践で成果を上げるよう仕事に取り組みたいと痛感しました。
「見て、聞いて、感じて」はもう古いょ(*^_^*)
先日BLSとACLSのライセンスをいただきました。
BLS=Basic Life Support(一次救命処置)の略です。
私たちの「手」だけで、本当に人の命を助けられる心肺蘇生法です。
救命の基礎=ファンデーションなのです。
2005年まではまず息をしているか「見て、聞いて、感じて」いました。
今は「見て、聞いて、感じて」はしないのです。
そんなことしている暇があったら、
とにかく!「胸骨圧迫を!!」と
AHA(American Heart Association)は提唱しています。
一方ACLS=Advanced Cardiovascular Life Support(二次救命処置)の略です。
病院の内外を問わず、患者さまのさまざまな心肺ケースを想定して、
「チーム?」で蘇生し社会復帰を目指すためのトレーニングです。
≪BLS≫には
医師数名・看護師沢山、他に市の職員さんとか介護さんとか…
さまざまな職種の方がいらしてました。
(もちろん一般の方も受講できます)
2人ペアで、朝から夕方までとにかくひたすら蘇生法の実技を学びます。
コースの目標は…
1、あらゆる年代の(成人・小児・乳児)心肺蘇生ができる。
2、AEDを正しく使える。
3、窒息を解除できる。 です。
…なんだか難しそう…? 大丈夫です!!
とてもやさしいインストラクタ―さんが
手とり足とり丁寧に指導してくれます!!
<BLS受講のために必要なものは>
○BLSヘルスケアプロバイダーテキスト
○ポケットマスク(当日会場でも入手できます)
○“助けられる人になりたい!”という気持ち です。
≪ACLS≫は…
受講の数日前に「事前学習を推奨します。」と
メールでプレッシャーが届きます。
「はぁ…(-_-;)どうしよね。」
十分な事前学習ができないまま当日…。
チーム編成…「君たち6人は2日間運命共同体だよ。」と
インストラクターからの熱いコメント…。
その意味がわからない私たち…みんな目が点…(゜゜)
でも…2日間が終わるころ、
この熱いコメントの意味をじんわりと実感できるんです。
この日のチームは、
医師3名(ER・麻酔科・内科)、ME(臨床工学技師)1名、看護師2名の合計6名でした。
BLSの時とは違って、
インストラクターが丁寧に教えてくれることはありません…
6人が協力して目の前の患者さま(シュミレーションですが)を助けるのです。
症状もシーンもそれぞれ違います。
インストラクターが「Sさんは何科の看護師さん?」と聞いてきます。…
「脳外科です。」と答える。
「じゃぁねぇ…SAH(くも膜下出血)のオペ後1日目の患者さんで…
こんな波形で反応ありません。助けてあげてください!」
私だって助けられるなら助けたいわよ(ー_ー)!!
でも、実際には蘇生のシーンを看護師が仕切って
医師に指示するなんてことないですよね
なかなかリーダー役が上手にできません…
「どうしたらいいの?だれか助けて!」と心の中で叫ぶ。…すると
チームの中からちゃんと「助け舟」が…
「ありがとう!先生(*^_^*)」と言う。…
「いいんだよ!実際の現場でもみんなで協力するでしょ!」…と。
すごい!…これがチームダイナミクス?!
まる2日間これを繰り返します。
最初はみんなぎこちなくトレーニングしてたけど…
今は意見が飛び交う蘇生チームです。
終了間際には
実際にこのチームでお仕事してみたくなります。
是非みなさんもチームダイナミクス…
体験してください。
心震えますょ(^_^)v
<ACLS受講に必要なもの>
○有効期限内のBLSヘルスケアプロバイダーカード
○ACLSプロバイダーマニュアル
○事前学習のプリント
○ポケットマスク(当日会場でも入手できます)
※ご参照ください⇒ 日本ACLS協会 http://acls.jp/