臨床工学技士

  • 2016 年

  • 臨床工学技士を目指したきっかけは何ですか?

    私が子供の頃、喘息を患っており、病院の医療スタッフにお世話になりました。
    その頃からいつか自分も医療に携わる人間になりたいと思い、自分の進路について考えている時に「臨床工学技士」の職種を初めて知りました。
    専門学校のオープンキャンパスで高度な医療機器に初めて触れ、「多くの患者さんを救うことができる医療機器の仕事に携わり、医療機器のお医者さんとなって現代の医療に貢献したい」と感じたことが、臨床工学技士を目指すきっかけとなりました。

    三之町病院を選んだ理由は何ですか?

    過去に私の祖母がお世話になり、当時のスタッフの方に大変良くして頂き、私に「医療従事者を目指すなら三之町病院のスタッフみたいになってほしい」と願っており、今の私があるきっかけにもなりました。
    私が臨床工学技士となり県外の病院で働いていましたが、家庭の事情でUターン就職をしなければならず、いきなりの事で困っていた時にこの三之町病院の求人を見つけました。
    何かの運命を感じ、この病院で働くことを決めました。
    おそらく、天国の祖母の後押しがあったのだと思います。

  • 臨床工学技士の仕事について教えてください。

    臨床工学技士は医師や看護師などの医療スタッフと共にチーム医療の一員として生命維持管理装置の管理と保守点検・操作を行う業種です。
    全国的には医療機器管理(ME)室、透析室、手術室、カテーテル検査室、内視鏡室、ICU、高圧酸素治療室などで多くの臨床工学技士が活躍しています。

    当院での業務内容を教えてください。

    当院では主に手術室・救急外来・病棟の医療機器管理と保守点検・操作・監視、内視鏡室業務を担当しています。
    さらに、腹水濾過濃縮再静注法や入院患者さんの心臓ペースメーカー点検などにも対応しています。
    また、新しい医療機器が導入された際に講習会を実施し安全な使用方法やトラブルシューティングの啓蒙に努め、医療機器に関する最新の情報共有や収集にも力を入れています。

  • 今後の抱負はなんですか?

    私がこの三之町病院で初の臨床工学技士ということで、業務の基礎となる部分を構築し実行すること、臨床工学技士が働きやすい環境を整えること、院内全てのスタッフに臨床工学技士のことを詳しく知ってもらい、当たり前の存在にする事が私の使命だと感じています。
    これから先まだまだ時間がかかる事ですが、しっかりと慎重に、また確実に実行していきたいです。
    そして患者さんと病院から常に必要とされ、貢献できる存在になりたいです。

    当院の臨床工学技士が携わっている医療機器について

    人工呼吸器 | 麻酔器 | 外科手術用顕微鏡 | 電気メス | 超音波メス | 除細動器、AED | 輸液・シリンジポンプ | 心電図モニター | 低圧持続吸引器 等、その他も多数。

ご応募は応募フォーム・電話・お問い合わせで受付けています。
病院・施設見学も随時行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

このほかのご相談などございましたら、人事課までご連絡ください。