一般撮影の機械が、いろいろ新しくなりました。

2021年10月14日 (木)
S.F
その他

一般撮影系の機器が更新されました。

 昭和から使われていた一般撮影の機器や、再起動できないためコンピュータの電源を切ることが出来なかった骨密度とX線TVが、ようやく更新されました。(笑) 

2週間使用してみた感想を少し挙げてみます。


 @    X線TVの良くなったところと残念なところ。

・モニターを天吊りにしたのでフロアーが広く使えるようになりました。内視鏡の機器を置いても余裕です。

・寝台が昇降するので患者様の移動が楽になりました。

・寝台が左右には動きますが、上下には動かなくなりました。頭と足を反転させた体位の検査がありますが、その体位では胸の上部に管球が届かなくなりました。

 

 A    一般撮影装置の良くなったところと残念なところ。

・ブッキー(移動式の散乱線を除去する機能)が付いたので写真がきれいになりました。

・これまでの機械よりひとまわり大きくなり、取り回しが悪くなりました。股関節や肩関節の軸写をどう撮るか四苦八苦しております。撮影台も30p大きくなり、第一撮影室に於いては、壁すれすれです。(泣)


 B    骨密度測定装置の良くなったところと残念なところ。

・これまでの前腕骨から、ガイドラインでも推奨されている腰椎と大腿骨での撮影になりました。

・撮影時間が短くなりました。(約30秒)

・臥位での撮影でマットが気持ちいいです。

・機械が大きくなり、出入り口が狭くなりました。

 

まだまだ、これまでの機器と新規の機器との動作の違いに戸惑いがあります。

早く解決して、安全に撮影し綺麗な画像が出せるよう、日々頑張ろうと思います
X線TV装置
X線TV装置
一般撮影装置(第二撮影室)
一般撮影装置(第二撮影室)
骨密度測定装置
骨密度測定装置

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