余裕・余優

2018年5月19日 (土)
S.F
院内の勉強会・研修会

先日の院内総合研修会は、当院の手術の際の麻酔においで頂いている、東京医科大学麻酔科学分野・緩和医療部の田上先生のご講演でした。

「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドラインとアドバンス・ケア・プランニング」というお話で、アドバンス・ケア・プランニングとは将来の意思決定能力の低下に備えて、患者さまやそのご家族とケア全体の目標や具体的な治療・療養について話し合う過程(プロセス)だそうです。私の両親も80歳、田舎で好きなようにやっていますが、いろいろ考えていかなければと思う今日この頃です。

講演の途中では、先生のご趣味や当院での活動を話され、会場の笑いを誘っていました。走るのは、お付き合いできませんが、のむほうはご一緒したいです。()

 

さて、院内で患者様とリハビリスタッフが話されている光景をよく目にしますが、和気藹々として、すごく信頼関係があるなぁと感じます。いつも見習わなければと思っています。

撮影の前に「今日はどうされましたか?」と患者様にお聞きすると、堰を切ったように話される方もおられます。ゆっくり最後まで、お聞きできればいいのですが、混みあっていると途中で話を遮り、撮影しましょうとなりがちです。

 また、正確に撮影をするための体位を取る際、強烈な痛みを訴える患者様もおられ申し訳なく思います。長時間の検査や、色々な部位を固い板の上で撮影するわけですが、「今日は楽だったよ」と言われると、嬉しくて泣きそうになります。心に余裕を持って、患者様に接したいですね。

 


拘束番、雨の金曜日の夜に思うことでした。

講演前のひと時
講演前のひと時
遊?
遊?

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