県央地域医療シンポジウムが開かれました。

2012年5月26日(土)三条市東公民館において新潟県と県央地区四医師会との共催で県央地域医療シンポジウムが開かれパネラーの一人として当院の森宏病院長が参加しました。

これまで県央地域における救命救急センターの必要性やセンターを併設する救急の中核となる病院のあり方などについて地元市町村長や医療関係者を中心に議論を重ねてきましたが本席上において当病院長は「市民が一日でも早く望んでいるのは現実の救急医療の問題であり、病院の規模よりも救急医療に特化した基幹病院の設置が望ましい。500床規模というのは統計的に医師を集めやすいというだけであり、若い臨床研修医は都市部を思考している」として救命救急に特化した医療施設の必要性を述べました。

会場からも「魚沼基幹病院建設整備事業にあたっても多額の費用が投じられる。県央地域の基幹病院建設には費用対効果の充分な検証が必要である」との意見もありました。

今後も県央地域にとってあるべき姿の病院づくりに当病院も積極的に参画して参りたいと思います。

このページの上へ