先輩スタッフからのメッセージ

1.臨床工学技士になったきっかけを教えて下さい
私が子供の頃、喘息を患っており、その頃から病院の医療スタッフにお世話になりました。その頃からいつか自分も医療に携わる人間になりたいと思い、自分の進路について考えている時に「臨床工学技士」の職種を初めて知りました。
専門学校のオープンキャンパスで高度な医療機器に初めて触れ、「多くの患者様を救うことができる医療機器の仕事に携わり、医療機器のお医者さんとなって現代の医療に貢献したい」と感じたことが臨床工学技士を目指すきっかけとなりました。
2.三之町病院を就職に選んだ理由を教えて下さい
過去に私の祖母がお世話になり当時のスタッフの方に大変良くして頂き、私に「医療従事者を目指すなら三之町病院のスタッフみたいになってほしい」と願っており、今の私があるきっかけにもなりました。
私が臨床工学技士となり県外の病院で働いていましたが家庭の事情でUターン就職をしなければならず、いきなりの事で困っていた時にこの三之町病院の求人を見つけました。何かの運命を感じこの病院で働くことを決めました。おそらく天国の祖母の後押しがあったのだと思います。
3.趣味や休日の過ごし方を教えて下さい
最近の趣味は海釣りにはまっています。新潟県という自然に恵まれた地域だけあって、多くの種類の魚が釣れるのが魅力的です。
のんびりと自分のペースで楽しめ、釣った魚は自分で 料理して食べています。自分に合った美味しい趣味だと感じています。
4.今後の目標、抱負など
私がこの三之町病院で初の臨床工学技士ということで、業務の基礎となる部分を構築し実行すること、臨床工学技士が働きやすい環境を整えること、院内全てのスタッフに臨床工学技士のことを詳しく知ってもらい当たり前の存在にする事が私の使命だと感じています。
これから先まだまだ時間がかかる事ですがしっかりと慎重に、また、確実に実行していきたいです。そして、患者様と病院から常に必要とされ貢献できる存在になりたいです。
5.臨床工学技士の仕事と当院での業務内容について
臨床工学技士は医師や看護師などの医療スタッフと共にチーム医療の一員として生命維持管理装置の管理と保守点検・操作を行う業種です。全国的には医療機器管理(ME)室、透析室、手術室、カテーテル検査室、内視鏡室、ICU、高圧酸素治療室などで多くの臨床工学技士が活躍しています。
当院では主に手術室・救急外来・病棟の医療機器管理と保守点検・操作・監視、内視鏡室業務を担当しています。さらに、腹水濾過濃縮再静注法や入院患者様の心臓ペースメーカー点検などにも対応しています。
また、新しい医療機器が導入された際に講習会を実施し安全な使用方法やトラブルシューティングの啓蒙に努め、医療機器に関する最新の情報共有や収集にも力を入れています。
〜当院の臨床工学技士が携わっている医療機器〜

・人工呼吸器
・麻酔器
・外科手術用顕微鏡
・電気メス
・超音波メス
・除細動器、AED
・輸液・シリンジポンプ
・心電図モニター
・低圧持続吸引器・・・・・・など他にも多数。
※2016年7月 取材・撮影

このページの上へ