病院長ごあいさつ

病院長ご挨拶

三之町病院は、昭和31年(1956年)新潟県三条市三ノ町の旧地名にちなみ、三之町診療所として開設され、昭和42年(1967年)に三之町病院となりました。平成21年(2009年)には、新潟県県央地域における救急医療の実績が評価され、公益性があり社会性の高い「社会医療法人」の認定を頂きました。

現在当院は、特に急性期医療の病院として、神経系疾患、特に脳卒中の治療を中心に診療を行っております。脳卒中の中で最も多いのは脳梗塞ですが、超急性期の脳梗塞では、血栓溶解剤tPAの治療も行っております。地域性から高齢者の脳卒中患者さんが多く、嚥下機能低下、誤嚥性肺炎の合併症も少なくないのですが、昨今誤嚥性肺炎の予防における口腔ケア、歯周病等の口腔内疾患の治療の重要性が叫ばれております。当院では歯科も開設しており、入院時から嚥下リハビリテーションと共に歯科が介入することによって、誤嚥性肺炎の予防に努めております。

脳卒中治療では、その後のリハビリテーションが重要ですが、当院は県央地域唯一の「回復期リハビリテーション病棟」を有し、回復期医療にも注力しており、院内のみならず、他院で急性期治療を受けられた患者さんのリハビリテーション目的の転入院も受け入れております。整形外科は、現在手術的治療は行えない状況なのですが、回復期リハビリテーション対象疾患の転入院は受け入れております。

リハビリテーション後は、在宅に戻るにしても、施設に入所するにしても、維持期施設との連携が大切になります。退院時にかかりつけ医、かかりつけ歯科医の先生方や維持期施設の方と、多職種合同のカンファランスを開き、退院後も疾患の再発や誤嚥性肺炎の予防を継続していただけるように、取り組んでまいります。

また脳卒中後、麻痺した上肢や下肢のつっぱりが強くなる"痙縮"という後遺症がありますが、当院では外来でボツリヌス療法を行っており、これまでに大勢の患者さんから手指や上肢の緊張が軽くなって着替えが楽になった、指が洗いやすくなった、脚の運びが楽になった、と喜ばれております。お困りの方は、ご相談下さい。

一方近年、手術で認知症症状の改善が期待される疾患として注目を集めている特発性正常圧水頭症の診断・治療も積極的に行っております。「県央地区認知症担当医ネットワーク」の一員として、認知症治療を専門とする施設の先生方と連携を取りながら、診療を行っております。その他交通外傷、災害外傷や一般の内科、外科、整形外科(非手術的治療)、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科(口腔外科)の診療を行っております。

これからもより良質な医療の提供と、心のこもった患者さまサービスに積極的に取り組んでまいります。

Greeting from Director

Sannocho Hospital was first established in 1956 as a clinic, and the name itself 'Sannocho' was taken from the old name of the town 'Sannocho' in Sanjo city, Niigata prefecture.

In 2009 we were certified as Social Medical Corporation, regarding the evaluation of our contribution in emergency medical care in Central Province Region of Niigata Prefecture that gave high profitability to the community.

As an Acute Care Hospital, Care of Nervous System Diseases, especially Cerebrovascular Diseases (CVD) is our main. We provide the tPA therapy for acute stroke patient. Prevention of aspiration pneumonia is very important especially in older patient and we provide oral care by dentist and oral rehabilitation.

We also provide the only Central Province Region's Convalescent Rehabilitation Ward that focus in Convalescent Care of CVD and orthopedic patients.

Aftercare of the patient is also important and we establish smooth linkage with home doctors, dentists and/or nursing facilities by having joint conference with multi-job collaboration.

Relief of chronic spasticity after stroke by botulinum toxin is provided as an out-patient level.

We treat actively Idiopathic Normal Pressure Hydrocephalus, which is known as surgically treatable dementia these days. We treat it as a member of the "Central Province Region's Doctors' Network in Charge of Dementia Treatment.

We also provide Traffic Accidents and Disaster Trauma care, General Internal Medicine, Surgery, non-surgical Orthopedic Diseases, Urology, Ophthalmology, Otorhinolaryngology and Dentistry (Oral Surgery).

We will always provide the high quality Medical Care and actively work for the patient's Attentive Services.

病院理念と基本方針

病院理念

私たちは信頼される医療を提供し、地域の人たちのために貢献致します。

Philosophy
We are providing a reliable Medical Care, contributing to community.

基本方針

  • 1. 急性期・回復期の医療を実践します。
  • 2. 神経系疾患の医療と救急医療を充実します。
  • 3. 医療福祉施設との地域連携を密にし地域医療の発展に努力します。
Basic Policy
  • 1. To practice medicine in the acute recovery period.
  • 2. To enhance the emergency medical care and neurological diseases.
  • 3. To have close cooperation with regional medical and welfare facilities
      for the development of community health care.

患者さんの権利

私たちは、医療行為が患者さんと医療者との信頼関係の上に成り立つものであること、および医療は患者さん中心であることという信念の下、「患者さんの権利」を次のように定めます。

We believe medical practice is based on the trust relationship between patients and medical professionals and medical care is patient-focused. Because of the reasons above we define "Patients' Rights" as follows.

  • 1. 患者さんは、公平で良質な医療を受ける権利があります。
  • 2. 患者さんは、医療者を自由に選択できる権利があります。
  • 3. 患者さんは、個人のプライバシーが守られる権利があります。
  • 4. 患者さんは、人間としての尊厳が守られる権利があります。
  • 5. 患者さんは、判断に必要な医学的情報について十分な説明を受ける権利があります。
  • 6. 患者さんは、そのうえで自身が受ける医療に同意あるいは拒否する権利があります。
  • 7. 患者さんは、他の医師の意見(セカンドオピニオン)を求める権利があります。
  • 8. 患者さんは、自身が受けている医療の情報(診療録の開示)を求める権利があります。
Patients' Rights
  • 1. Every patient has the right to receive equitable, high-quality medical care.
  • 2. Every patient has the right to choose at will the medical professionals.
  • 3. Every patient has the right that his personal privacy is protected.
  • 4. Every patient has the right that his dignity as human is esteemed.
  • 5. Every patient has the right to be explained sufficiently about the medical information necessary to determine.
  • 6. On that basis, every patient has the right to decide whether or not to receive medical care.
  • 7. Every patient has the right to request a second opinion from another medical professional.
  • 8. Every patient has the right to request his own medical records disclosing.

セカンド・オピニオンについて

セカンド・オピニオンとは

患者さんが検査や治療を受けるにあたり、よりよい決断をされるために主治医以外の 医師に意見を求めることです。複数の専門医の意見を聞くことで、より適した治療法を 患者さん自身が選択するという考え方に沿ったものです。

セカンド・オピニオン相談の目的

当院で治療中の患者さんが、診断内容や治療法に関して当院以外の専門医の意見 や判断を求めることで、今後のご自身の治療の参考としていただくことが目的です。 当院からは、診断や治療方針の根拠となった検査結果等を提供することになります。

セカンド・オピニオン相談の内容

現在の診断・治療に関するものを対象とします。
ただし、次に該当すると思われる場合は、お請けできないことがあります。

  • 死亡した患者さんを対象とするもの
  • 医療費に関するもの
  • 主治医に対する不満によるもの
  • 主治医の了承が得られないもの
  • 特定の医師・医療機関への紹介、転医・転院を希望するもの
  • 訴訟係争中の事案に関するもの
※セカンド・オピニオンではなく通常の紹介として対応できる場合もありますのでご相談ください。

セカンド・オピニオン相談の受付窓口

地域連携室 (リハビリテーション棟 1 階)

  • TEL 0256-33-0581(代) 内線 175
  • ご相談受付日時 平日(月曜〜金曜、祝日を除く) 8:30〜17:30
※担当看護師、総合受付もしくは主治医にお申し付けいただくことも可能です。

地域に根差した医療

当病院は脳神経内科・脳神経外科などの神経系疾患を主体として災害外傷や加齢による整形外科系疾患及び一般の内科・外科・泌尿器科・眼科・耳鼻咽喉科などの疾患及び歯科の診療に積極的に取り組んでおります。 Neurological diseases such as Neurology-Neurosurgery cases were our main subject, and we actively engaged in the practice of dental diseases and urological, surgery, ENT, ophthalmic diseases and general internal medicine, age -related orthopedic, trauma/disasters.

  • 放射線科においては神経疾患画像診断センター(センター長:伊藤寿介/新潟大学名誉教授)を設置、専門医及び協力大学の放射線科による画像診断を行っております。
  • リハビリテーション科では専任医師の下、 脳血管障害・整形外科疾患等患者様に対して、超急性期からリハビリテーションを行っております。
  • 歯科においては一般歯科その他、交通外傷、有病者対応の為、口腔外科(口腔外科専門歯科医師)の診療を行っております。
  • 手術部門においては協力大学の麻酔科専門医のチーム編成で、脳外科・外科及び災害外科等の手術に対応しております。
  • Center for Diagnostic Imaging in radiology and neurological disorders (Director: Jyusuke Ito/ Professor Emeritus, Niigata University) we perform imaging by radiology specialists and university cooperation.
  • The Department of Rehabilitation under the full-time physician, for orthopedic diseases and cerebrovascular disease patients, we perform super-acute phase of rehabilitation.
  • In general dentistry and other dental diseases, traffic injury, supports for the prevalence, oral and maxillofacial surgery (Specialized Dental Doctor) are perform in clinics.
  • In the surgery department, partnership with the University, we form a team of specialists in anesthesiology for the support of Neurosurgery, Surgery, Accident Surgery, etc.

当病院では昭和53年2月24日救急告示を受け、病院群輪番制病院として二次救急当番病院に参画しており又、三条地域救急救命士実習病院、三条市医師会准看護学院実習病院として地域に貢献しております。 The hospital received an emergency notification on February 24, 1978, and has participated in the secondary hospital emergency on duty as a rotating group of hospitals system and in addition, emergency response personnel training hospital in Sanjo, and as a Hospital School of Nursing, Associate Medical Practice in Sanjo, we also contribute to the community.

救急車受け入れ台数

近年は、救急車の受け入れ台数が年間1300台〜1400台でしたが、平成21年以降は約1500台以上を受け入れております。

救急車受け入れ台数 1年間集計

1.地域別

地域 27年救急車台数
時間内 時間外 合計
三条 411 579 990
加茂・田上 75 121 196
燕・弥彦 62 193 255
新潟・長岡・その他 28 84 112
合計 576 977 1553
時間内:平日(月〜金)
8:00〜18:00
時間外:上記以外

2.月別

救急車受け入れ台数
  • 平成21年 月平均126.9台
  • 平成22年 月平均134.9台
  • 平成23年 月平均140.5台
  • 平成24年 月平均125.4台
  • 平成25年 月平均123.5台
  • 平成26年 月平均133.3台
  • 平成28年 月平均131.3台
  • 平成29年 月平均134.4台

脳卒中件数と脳神経外科の手術件数

当院は、急性期医療の病院として脳神経外科・脳神経内科などの神経系疾患、特に脳卒中の治療を中心に診察を行っております。

1.脳卒中件数

  H25年度 H26年度 H27年度
脳梗塞 325 344 387
脳出血 93 107 113
くも膜下出血 28 33 27
TIA 3 5 8
その他 2 4 2
合計 451 493 537

2.脳神経外科の手術件数

  H25年度 H26年度 H27年度
クリッピング 44 37 29
ラッピング 0 2 2
脳血管内手術 0 2 1
水頭症手術 15 15 7
頭蓋内腫瘍摘出術 0 4 3
頭蓋内血腫除去 4 5 2
定位的脳内血腫除去術 0 0 2
動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 2 7 6
頭蓋内動脈バイパス術 2 2 3
脳動静脈奇形摘出術 1 2 0
慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) 32 43 33
その他 23 17 10
合計 123 136 98

当院 シンボルマークの由来

シンボルマークの由来 私達はいかなる時も勇気と元気と人に対する深い献身の心を持ち、確かな技術を研鑽し、<br />
              そして患者様に感動を与えられる地域医療をめざして進むことを表しています。

このページの上へ